詩人:遥霞 | [投票][編集] |
やさしさ求めてる君のことしっていて
ずるい僕は何度でも言うよ
「僕のとなりにおいで」
君が僕のことを好きとか
そんなことほんとはどうだっていいんだ
ただ君にとなりで笑っててほしいから
君のよろこぶ言葉を探して
どれだけでも言ってあげるよ
疲れ果て渇いた心に
君の笑顔が沁みたから
その笑顔をいつも見ていたかったんだ
僕の言葉に揺れる君をみつけて
わかったんだ
君のその笑顔の裏側
その心の隙間に僕をおいてくれないか
僕の選んだ言葉で
嬉しそうに笑った君が
もう離れないよ
離さないよ
君は僕だけの天使
詩人:遥霞 | [投票][編集] |
きょうも君は忙しそうに
振り向きもしないで
愛想のない『おかえり』
ぼくの今日を知っているのか、
いないのか
きみがぼくを好きなこと知ってるよ
僕だって、きみがいなくちゃ
こんな毎日送れないよ
だけど
もう少しぼくをみて
何処かで見せるその笑顔を
ぼくにもください
いつかのように
手をつないで歩こうよ
詩人:遥霞 | [投票][編集] |
あんなに近くにいたのに
まだ
こんなに近くにいるのに
あなたは心を閉ざして
わたしの瞳すら見ようとはしない
あなたの過去が
わたしの現在が
あなたの何をこわしたのだろう
深く深く傷ついていたあなた
気付けなかったわたし
何も見せないその裏側を
触れてはいけない何かを
気にかけることすら許さずに
その影にちらつかせ
わたしの気を逸らさせない
ただ
わたしの全てを許そうとするあなたは
わたしの何を求めているのだろう
詩人:遥霞 | [投票][編集] |
あなたにもらった幸せは
まだわたしを包み込んでる
あなたの愛は
海のように大きくて、深くて、あたたかい
あの日見た
やさしく穏やかで、
愛の溢れるあの笑顔を
まだ忘れられずにいる
そんなふうに愛されたことがなかったから。
そんな愛をもっている人に逢ったことがなかったから。
それなのに
あなたのその笑顔をくもらせてしまったのはわたしなの?
今日だって
こんな澄んだ青空の下で太陽に背をむけて
あなたはいったいどこを見てるの?