詩人:スウィートダフネ | [投票][編集] |
失って
優しい言動の一つ一つを思い出す
こうなると分かっていたかもね
でもそれは突然きたから
本当に私の行動は正しかったのか
自信がなくなった
もっと優しくしていたら
あなたは私を愛してくれて
私もあなたを愛せたのかもって
少し思った
あなたの左手を握ったとき
間違いなく心臓はトクントクンと
早くリズムを打ったし
別れる時
顔が近くて恥ずかしくて仕方なかった
いつも向き合って目線が合うと
胸が痛くなった
好きだったのかは
分からない
私だから分からないのかな
不器用な私だから
会いたいのと聞かれて
会いたいと答えることでやっとだった
でもね
手と手が繋がって
あなたがただ微笑んでいた時
幸せって思ったのは本当なんだよ
理屈は要らなかったよ
あなたの空気が私の空気と一つになった気がした
他人の気持ちは
わからないよね
あなたの言うとおりだね
全然あなたのこと
分かっていなかったのかもね
寂しいけれど
私は分かりたいと思ってたよ
それはあなたも気付いてくれてたかな
今でもまだ
わかりたいと思っている私がここに居ることに
あなたはもう一生気付かないのかも
あなたの冷たい手の温かさを思い出すよ
馬鹿みたいだけど
失って
思い出してしまうよ
こんな出す勇気もないメ−ルを作っている時に
あなたから電話があった
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君のことで
珍しく
頭が100%占められていた
その時に
君からの電話
付き合おうという言葉を想像して
躊躇して
やっぱり好きになれないという言葉を想像して
落ち込んで
いざ君の言葉は
予想もしていなかった言葉
でもなんだか
あまり驚けなかったんだ
いや、すごくすごく驚いたけど
妙に妙に納得してしまったんだ
シナプスが繋がって一つの事柄を記憶するみたいに
不完全だった私の想いや
君の想い
私たちの関係が
完成したような気がした
君の行動が
やっと
やっと
掴めた
ため息が出た
なんだそんなにシンプルで
素敵な答えだったのかと
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あなたにとっては
夢のような出来事
私にとっては
残酷なお話
でもね
素敵な嬉しい話だった
それにね
あなたが
ちゃんと
まっすぐまっすぐ
誰かを好きだって
分かったから
それは本当に
感動したよ
それが私じゃなかったことは
とっても残念なことだけど
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近寄ってはいけない気がしていたから
薄いけれども
それは確かに
硬くて破れない膜で
それがあることは常に意識していたよ
あなたは私に近づこうとしていたけど
痛いほど分かったけど
私は受け入れ切れず
私はあなたに近づきたくて
考えすぎて疲れながらも
一歩ずつ前に進むしかないと思っていた
言葉という手段で
お互いに発信しあったけれど
私たちの関係の中で
言葉には限界があった
私の言葉なんて
あまりに無力だった
せめて
シンプルに
好きだって
言ってみたかった
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そっか
ただ貴方は
その人のことだけを
長い間
凄く好きだったんだね
辻妻が合った
でもね
知ってる?
私にも大好きな忘れられない人がいて
貴方みたいに
何度もその人に連絡していた時があった
でもね
そんな過去も
過去になったから
貴方と向き合おうとしていた
貴方が好きだと言った
犬の形をしたクッションに
貴方が良く眠れますようにって
おまじないをかけて渡そうと思ってた
短い尻尾が可愛いって
無邪気な顔で言っていた貴方を思い出したから
もう会えないなんて言わないで
実際にはもう一生会わないかもしれないけど
貴方を祝福できる程には
貴方と向き合って来たつもりだから
いつかちゃんと
幸せそうな
本当のあなたを
見せてよね
武士のように潔くて
伯爵のように気高い貴方へ
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運命の人じゃなかったんだよって
親友に言われたよ
子供みたいな慰め方するなぁって思ったけど
妙に納得してるんだ
だって
最初から最後まで
あなたの手の中に
運命は握られていたんだよ
あなたは運命の人と再会したんだから
そんなあなたに
私の想いをつらつら話すことさえ
出来やしない
言えなかった言葉よりも
初めて言いたい言葉が
今更のように
後から後から溢れてくると言うのに
今のあなたに
私の気持ちを言ったってね
始めから
分かっていた
それは不思議と
本当に
どんなにあなたが
私に近づこうとして
どんなに私を大切そうにしてくれても
なんとなくダメなんだろうなぁって思ってた
理由はあなたの中にあったのね
運命の人じゃなくてもね
あなたに会えたことは本当に良かった
月並みな言葉だけど
凄くそう思うから
あなたに時間を使って
あなたのことを考えることに頭を沢山使って
あなたと一緒に見れたものがあって
今、あなたの切ない切ない気持ちが
晴れて
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恋愛と言うには程遠かったけど
恋愛よりも極上だったかも
あなたの彼女への恋が極上で
憧れてしまうものだったから
だから
あなたとあなたの好きな人が
うまくいくように
って心からそう思っています
口に出すにはまだ胸が痛いけどね
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切ない
が口癖だったね
あなたを切なくさせたのは誰?
あなたが切なかったのは
その子を思い出していたから?
今日はすごくぽかぽかしてる
空は真っ青だね
あなたの切ない気持ちが
きっと和らいだんだって想像してるよ
私にはこの青過ぎる空が
ちょっと切ないけど
きっと今日は一日中
ぽかぽかしてるから
私は一日中あなたのことを考えるんだろう
今日だけは