詩人:スウィートダフネ | [投票][編集] |
近寄ってはいけない気がしていたから
薄いけれども
それは確かに
硬くて破れない膜で
それがあることは常に意識していたよ
あなたは私に近づこうとしていたけど
痛いほど分かったけど
私は受け入れ切れず
私はあなたに近づきたくて
考えすぎて疲れながらも
一歩ずつ前に進むしかないと思っていた
言葉という手段で
お互いに発信しあったけれど
私たちの関係の中で
言葉には限界があった
私の言葉なんて
あまりに無力だった
せめて
シンプルに
好きだって
言ってみたかった
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