詩人:SEI | [投票][編集] |
あの日からずっと探してたんだ
僕が帰れる場所を
悲しみも苦しみも受け止めてくれる
僕のいえを
川のあるまちに着いたよ
綺麗な川が流れてる
そこに涙を落としたよ
悲しい涙を落としたよ
「ねぇあなたの落し物?」
そう聞いた小さな君の手に
綺麗な雫のカケラ
この日からずっと探したよ
僕が帰る場所を
寂しさを暖かくとってくれる
僕のいえを
山の中にある小さなまちに着いたよ
空気がとって綺麗だよ
そこで大きな声で歌ったよ
僕が持てる最大の声で
君に届くようにと願いながら
歌ったよ
君に歌ったよ
君のそばでうたっていたんだ
ずっと探してた
僕の帰る場所
幸せと暖かさを見つけたよ
君が僕の家をくれたよ
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今君はなにをしてる
歌を歌ってる?
笑ってる?泣いている?
僕に知る権利もないけど
今君はだれを想ってる?
僕はまだ君を想ってる
忘れられないんだ
忘れようとしても
君を想ってしまう
忘れよう
君も忘れてね
ごめんな
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ありがとう
僕の傍にいつも居てくれ
おかげで僕は幸せだった
ありがとう
君を幸せにしたかったよ
ごめんね
僕じゃできないみたいだ
僕を幸せにしてくれて
ありがとう
愛しさを教えてくれて
ありがとう
愛してる
愛してる
いつまでも
愛してるから
おばあさんになっても
愛してる
どんな姿だろうと
愛してる
ありがとう
僕を愛してくれて
だけど
さようなら
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もう大丈夫
僕は怖がらない
だって恐怖心棄てちゃった
疲れるだけだもの
もう大丈夫
僕は寂しがらない
だって空虚感棄てちゃった
だって疲れるだけだもの
もう大丈夫
僕は辛くなることはない
だって考えること
辞めちゃった
だって疲れるだけだもの
そしたらね
そしたらね
涙が出なくなったの!
僕笑えるよ!
笑うの何も感じないのに
僕笑ってるの!
楽しくなんかないのに
おもしろくなんかないのに
僕もう大丈夫だよ
笑えるもの!
もう大丈夫笑ってる
血にまみれて笑ってるの!
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ねぇ 早くやろう
お願いだから
どうしてかって
僕が居なくなるまえに
どうしてもやりたい
今1人になりたくない
お願いだから
早く花火やろうよ
僕に思い出をください
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故郷に帰った鳥
でも故郷は無くなった
止まり木さえない
居場所を無くした鳥
居場所を探して
飛び続けた
飛べなくなった鳥
両翼に傷をおって
もう羽ばたく事すら
できない
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絶望の色は
黒じゃなくて
もっともっと
残酷な色だった
たくさんの色が
交ざりあい
青はあおじゃく
赤はあかじゃない
緑はより深く
黄色はくらく
紫は褪せて
黒は何処までも闇
にじいろみたいかもって
でも交ざりあって
より汚く深く
悲しみも
苦しみも
憎しみも
交ざった
絶望の次は何
どうせ
堕ちるなら
後がないところまで
おちよう
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僕の世界には何も無い
地上もない
それでも昔はあったんだ
でも僕はそれを否定した
最初は人を否定した
次に物を否定して言葉を否定した
それから空を、月を太陽を
そしてすべてを否定した
今僕は僕を否定した
僕はいない
これは嘘
それも偽り
僕は世界を
世界は僕を
拒んだ