詩人:通りすがる | [投票][編集] |
人は数を使って話す。
人もまた数を使って聴く。
人は数をもって陥れる。
人もまた数を使って受ける。
人は数をもってつくる。
人はまた数を使ってみる。
そして数が作られていく。
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目の前にあるものが
何でできているのだろうかと
考えている。
目の前のものが
何ができるのだろうかと
考えている。
目の前のものが
何でなのだろうかと
考えている。
目の前のものが
何がケせるのかと
考えていた。
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にんげんかもしれない
人間かもしれない
ヒトであることはたしかだ
でもそれは
人間やにんげんであるとは言えない
男なのだろうか
女なのだろうか
オスであることはたしかだ
でもそれは
男や女とは言えない
それを誰にも言えない。