詩人:RuNA | [投票][編集] |
蟻が蟻として生きられないのなら
死ぬか 蟻でないものになるしかない
蟻が蟻として生きず生き長らえたのなら
もうそれは蟻ではない
蟻の中から蟻でないものが生まれ
いつか蟻は 全て蟻でないものになっている
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愚かさに付随するもの
君は羊じゃない事を
ぶるぶる震える神様から
生きていく為と
教えられた
その者のレベルを知れ
導かれるのは地獄か
白昼夢の狂ったエデン
咲き乱れる麻薬の木
虚ろな目で夢中になって
生きることを忘るるか
君にお話しをあげよう
まだ知らぬ世界のこと
耐えられぬ真実と
魔法の世界で生き残るため
人間は硝子の箱をつくり
今 その中で生きている
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謎が「私をといてくれ」と
私のことを待っている 待っているのよ
私は謎にとらわれて
何もかもを 解体したい
もういいでしょう
もういいよ
わかってないのに 濁すのは
火に焼かれる虫のように
真実へ向かってゆけ
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いきるものはみな
自らの幸せのために生きている
小さな虫たちも
千年生きる木も
私たち 人間も
宇宙という夢の中で
まどろんでいるよ
けれど なんだか
人間の水槽は騒がしすぎる
ふと見上げる夜空に
本当の故郷があるような
98%の言葉は千切れ落ちてゆくよ
遺伝子に遺る僅かな光を
ふりそそぐ星の波に何を願おう
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よくわからないけれど
いつのまにか大人になってゆくようだね
境目が見えないんだけど
確実に変わってゆくようだね
目に見えない網がかかっているでしょ
何で違和感があるのかしらないけれど
見えないから 見えないから
わたしは いつ 大人になるんだろう
いつのまにか変わってゆく
こんにちは 大人たち
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私たちは人間であることを
享受し受けとめ
受け入れ
考える事をやめなくてはいけない
そこで完結している
超えられない人間という枠
種族 である以上
やはり私たちも動物なのだ