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流月の部屋


[9] 体内空化
詩人:流月 [投票][得票][編集]

何度か呼吸をするうちに
アア
大人になっていたと気付いた

泣き虫だった私が
それを堪えて笑う日常を送っていたり
含む事さえできなかったお酒が
冷蔵庫にストックされていたり
体内の水分が入れ替わるように
良くも悪くも
「私」はもう存在しないのだろう

それでも私は呼吸をする
生きていくために
これからも私を吐き捨てる

2008/09/26 (Fri)

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