いつだって、私は本音を言うのがこわくてだれかに気を使ってるていにして誰かを優先させてでも本当は本音を言った時の相手の反応を想像して拒絶されるのが恐くて逃げてるだけ。「本当はもう少し此処に居たい」それは、とてもカンタンな一言なのにどうしても、言えないんだ。早く言わなければ時の流れに流されて全部終わってしまうのに。今ならまだ間に合うのに。また、私は逃げるのか。そして、無くすのか、この場所を。それで、良い筈がないのに。
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