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朧の部屋


[13] 空に浮かぶ静かの海
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寒空の雪に彩られて
ゆらゆら揺れている
星屑を泳ぐ小舟の月
迷い人が休める様に
少し欠けて待ってる

夜明けに空を舞う葉
いつまでも…と言う
あの煌めき抱き締め
空の果てまで観える
淡く忘れないでいて
ここに私は在るから

鋭利な上弦の蒼月に
今宵は光を詠います

流れる雲は波と記憶
煌めく光は星と未来
魔力と魅力が導いた

そっと置いてきた葉
いつまでも…と言う
幻の未知の先に浮き
蒼が最上級に冴える
星を忘れないでいて
光はここに存在する

空に浮かぶ三日月に
今宵は愛を詠いたい

輝いた月の輪と世界
煌めく緋の色の黎明
綺麗と優麗を想う空

湖に映し出された月
優美に舞い踊る雪夜
淡い光が月まで届き
願いの光円の輪舞が
静かの海を奏でよう

2004/12/01 (Wed)

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