死にたいと、あの子は言った空に流れる星を見ながら、あの子は言った一度だけ白い息に埋もれた言葉はもう二度と出てこない空気に触れて溶けた言葉を僕らはもう聞けないちょうど一年後にあの子は死んだ誰にも知らないシグナルを残したのはきっと誰もあの子を知らなかったからねえ、君はいましあわせですか僕はそれを笑うより君のしあわせを祈ってやまないんだH28.12.5
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