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takaの部屋


[56] 鏡に映った二人
詩人:taka [投票][編集]

僕は君が愛している
僕なのかな

君は僕が愛している
君ではないのかもしれない

ただ生物学的に
物理的に共に生きることは出来ても

文学的に共に生きることは
出来ないものかな

君が僕の中の
何かを愛しているだけだったとして

君と離れる勇気はなくて
僕が君の中の
何かを愛することは止められない

こんなにも哀しくて
こんなにもどうしようもないことが
他にあるだろうか…

2005/11/20 (Sun)

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