いつからだろう
空を素直に綺麗と思わなくなったのは
昔あなたと見た空は
月や星で輝いていて
幼いあたしたちに夢を与えた
いつからか
そんな空も夢も
キレイなんて言葉で表せる程
簡単でも単純でもなくて
願えば叶うなんて信じられなくて
ただどこかにある空は
いっそう遠くに見えたりして
あなたのことも忘れそうで
空を見るたび少しだけ
胸がしゅんとするのは
あなたを想っていたあの頃の
幼いあたしの
『忘れないで』って思いなのかな
あの頃の空と夢と
あたしたち
輝け 輝け あの時の満月みたいに
2008/05/11 (Sun)