詩人:阿修羅 | [投票][編集] |
響き渡るは
貴方の声
届きはしない
鏡の中
反響しては
消えてゆく
響き渡るは
私の声
大きくなってく
苦痛の叫び
反響しては
止まらない
出られはしない
鏡の中
私が内より
壊さぬ限り
詩人:阿修羅 | [投票][編集] |
翔べるかな、もう一度
あなたとふたりでなら
いつも、いつだって想っている
貴方の声、が
仕草、が
温もり、が
全てあたしを包んでくれるから
貴方のためならば
何だって、何だって
出来る気がする、よ
愛してるよ、を誰かに
何度云われても
信じられなかったけれど
貴方だけ
あたしの中に響く声をもつのは
がらんどう、のあたしは
貴方、で満ちていくのよ
ふれた温かさはきっと
あたしたちしか知らない特権で
愛してる、という貴方も
あたしだけの特権でありたい
指輪は所詮、
瞳に見える証にしかならないけれど
ずっと心で、繋がってようね
根拠は、無い
ただ貴方を離してやんない