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阿修羅の部屋


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詩人:阿修羅 [投票][編集]

薄れていく視界の果て

躊躇う瞳は

幾つもの願いを映して


漂う、水面

光撥ね返す

三角の波は


幾つもの痛みの軌跡



涙色に染まったあたしの心から


痛みが消えますように



築き上げてしまった罪の山が


いつか、いつか消えますように




感情が薄れてしまえばいい

このまま、

だれも知らないところで

哂ってたらいい




それでも頬を伝う涙は


救って、を指すの



痛い。

2005/10/31 (Mon)

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