詩人:阿修羅 | [投票][編集] |
夜が深く
融けてゆく蒼く
少しだけ湿った
風にさらされて
薄く目を開けた
あなたはそこにいるかい、?
息を吸って、吐いた
繰り返した其れを
微かに泣きながら
あちらに葬った
さよなら
さよなら、
いずれはそうなる未来も
知らされていなかったことも
全部消化して
私を創る
視えなくても、視えていても
結局変わらないから
それならあなたに触れていたいと
そう願っている
願っているだけ
消えてしまうとしても、
いなくなるとしても、
今はここにあるそれら
大切に、大切に
私は生きる
仕舞い込んだとしても
いつも、開いていて。
ここにいる、と
笑っているから