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阿修羅の部屋


[47] おはなし。
詩人:阿修羅 [投票][編集]

儚い波音
映すは夢現
変わらないと
微笑んだ
君の横顔はまだ
あの時のように
荒んではなかった
きらり揺れる
想い出の合間に
消える事の無い
痛みを残して
崩れ去った
記憶の破片
刺さって
抜けなくなってしまえばいいのに
君に背を向け歩く僕に
ありがとうなんて
要らないんだよ
今ではもう
微笑む隙間に
恨みを映して
消えゆく僕に
最期の接吻を

2006/01/08 (Sun)

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