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阿修羅の部屋


[74] 飛べた、なら
詩人:阿修羅 [投票][編集]

携帯カメラでくり抜いた
空の一部分

ホントに飛べたらなぁ
切なく呟いた

地に足はついたままで
アタシは風なのに、と
偽りの皮肉さえ

遠く、とおく
揺らぐ事のない未来へ
君をのせてこう

哀しみさえ
追いつかない程の
光る、彼方へ

生きている、実感と
貴方の温もりと

癒される事、は
遠くても、
諦めたくない
愛してる、だけで
終わりたくはない

見つけられるなら
愛する人

このまま
抱いてゆけるだろうか

2006/05/29 (Mon)

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