未だ、繋がれてる記憶の底もがくのは、見えないように抜け出せはしないこんなにも穢れてる、の虚ろな瞳は、どうか貴方を映さないようにふらふら彷徨っている、ここで二度と触れられなくなる前にもう、全て哀しいからここに居られなくなる前にそれでも貴方と居たいなんて、どこまで堕ちるのか降り注ぐ雨が、ほらこんなにも冷たい錆びた、心と錆びない、鎖と
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