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阿修羅の部屋


[8] 錆びた心、と錆びない鎖
詩人:阿修羅 [投票][編集]

未だ、繋がれてる



記憶の底




もがくのは、見えないように





抜け出せはしない





こんなにも穢れてる、の





虚ろな瞳は、どうか貴方を映さないように






ふらふら彷徨っている、ここで






二度と触れられなくなる前に






もう、全て哀しいから





ここに居られなくなる前に






それでも貴方と居たい






なんて、どこまで堕ちるのか








降り注ぐ雨が、ほら




こんなにも冷たい





錆びた、心と





錆びない、鎖と

2005/06/01 (Wed)

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