詩人:陽 | [投票][編集] |
手を伸ばしても届かない。
君はすぐそばにいるのに…
言葉に出来ない思いを胸にいっぱい詰め込んだ。
きらめく君は眩しくて
触れることさえ出来ないから
私はこの場所で待ってる。
君が戻って来ることを…
たとえそれが長い日々だとしても。
いつまでも君を待ってるから…
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眠れない夜…無性に貴方に逢いたくなる。
瞳を閉じても、まぶたの裏には貴方の姿が浮かんでしまうの。
そんなときはね、ベットから抜け出して冷たい夜風に当たりながら
空いっぱいのお星様を見上げるんだ。
今宵はちょっと欠けたお月様も顔を出してるね。
こうやって瞳に満点の星空を焼き付けるの。
そうすれば、貴方の姿がまぶたを閉じても浮かんでこないでしょ?
無理して瞳の奥から貴方の姿を消すのよ。
嫌いだからじゃない…好きだけど…逢いたいって言って貴方を困らせたくないの。
だから今宵も夜空を見上げながら逢いたい気持ちをグッと我慢をすることにするね…
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訳もなく涙が溢れた。
いつもより冷たい涙だった。
頬を伝う涙を辿り、涙を流した訳を考えよう。
たぶん、悲しくも辛くもなかった。
ただ虚しくて心が冷たくなってた。
その冷たさは流した涙と同じくらいだった。
虚しくなった訳…それは考えないでおこう。
また涙が溢れてしまいそうだから、心が凍ってしまいそうだから…。
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君の瞳から零れ落ちた一粒の雫が物語る。
そんなに哀しい瞳をしないで…
君が見つめるその先は
磨り硝子のように不透明で
幻のように儚く消えてしまいそう。
“それでもいいの…”
と、君は言った。
そんな君は少女のように無垢な笑顔を浮かべながら…
だけど、その笑顔は今にも壊れてしまいそうだった。
それは硝子のように…
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独りぼっちのX'mas…
意地を張り、予定があるフリをして友達からの誘いを断った。
貴方と逢えないことは分かってたけど、
ほんのちょっとだけ期待してたんだ。
コンビニで買った小さなケーキはおいしいし、100円ショップのキャンドルだって綺麗よ。
独りだって寂しくないもん。
そうやって強がれば強がるほど、泣けてくるものなのね…
〜♪♪♪〜
メールの着信音が静かな部屋に鳴り響く。
…受信完了…
“Happy Merry X'mas…逢えなくてごめんね。”
そんなこと言われた、もっと泣けてきちゃうじゃん。
貴方の優しさが今夜はちょっと胸にしみるよ…
でも嬉しかった。
来年は二人で過ごしたいな…
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貴方を好きになった時、初めて分かった。
…私もこんな風に人を愛せるのね…
周りなんか見えなくなっちゃう。
今、貴方が一番輝いている…
隣りに居れればそれだけで十分よ。
他に望むものはないもの。
恋することに臆病だって日々…
それも今ではいい想い出だよ。
私は変わったの。
貴方に出逢い、貴方を愛し、貴方に愛され…
私もこうして幸せになる権利があったのね。
何で今まで気付かなかったのかな?
気付かせてくれてありがとね…