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Takの部屋


[13] 春の空
詩人:Tak [投票][編集]

暖かい空気に触れて風にシャツが揺れて
長い坂を越えてあの場所に行こう

陽の光も木の緑もあなたも輝いていたよね

見上げた先にはあの頃と同じ春の空
なつかしさ少し感じるってことは
僕も少し変わったんだろう
聞こえてくるのはあの頃と同じ恋の歌
切なくて悲しくて悔しくて
会いたくてどうしようもなくて

深呼吸してみても目をつむってみても
「ずっとここにいてよ」そればかり流れる

少しだけ今あなたに会えたなら何を話すだろう

見つめた先にはあの頃と同じ春の空
「ありがとう」「ごめんね」って呟いた
あなたには少しも伝わらないの?
今僕もあなたもきっと同じ春の空
見つめて 思い出して 考えて
少しだけ近づいたかな

同じ道じゃない 違う道
でもみんな同じ地面を歩いてるから

会えなくても離れてても同じ空同じ季節
だからってなにもないけれど
そう思わないと耐えられない
今僕もあなたもきっと同じ春の空
見つめて 思い出して 考えて
想い続けられたらいいな

2005/08/09 (Tue)

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