詩人:Tak | [投票][編集] |
本当に優しくなれる時
君といるときじゃなく
形のない写真を見ている
色のない景色を見ている
そんなときなのかもしれない
本当に優しくなれた時
君を幸せにするのではなく
気付かないうちに作り上げた
もうひとりの自分に気付いた
偽善、だったのかもしれない
感情論なんてくだらない
人によっては無意味で
理屈じゃないことがたくさん
でも 君が好きです
ただ 君が好きです
本当に優しくなれる時
それがいつだかわからなく
できればそれが君に対して
もしくはそれを誰かに対して
できたらいいのかもしれない
本当に優しくなれた時
きっと満足感はなく
たとえば無意識のままに
できれば無意識のままで
君に優しくなれたらいい
ただ 君が好き