詩人:Tak | [投票][編集] |
「空の色を知っていますか?」
知ってるつもりでいたのに
目の前しか見ていなかった
見上げることを教えてくれた
静かな海が風と一緒に笑う
急に足元に冷たさを感じる
光が鬱陶しいほど照らすけど
心の中だけは今も寒いまま
このままずっと二人で足跡をつけていく
だけど消えてた 途中で消えてた
限りない悲しみが足をキツくしばる
止まりたいのに そんな暇もない
止め処なく溢れる涙だけが
海と混ざって消えていく
強くなりたい意思が想いとぶつかる
帰りたいのに その場所もない
自分自身に縛られている自分だけが
一人ぽつんと立っているだけ
「空の色を知っていますか?」
知ってるつもりでいたのに また忘れてた
青さの中のあの笑顔が
背中を押してくれてることに