詩人:山姫 | [投票][編集] |
優しく気遣うような灯りと音量の小さな音楽の中に感じる紫煙の匂い
そしてタイプ音
夢うつつの幼い私が好きだった空間
それから幾歳が過ぎて今の私はあなたを思い出しながら同じようにディスプレイに向かう
一部屋を照らす灯りと小さめにかけた音楽の中に混ざる似たような煙草の匂い
あなたより少し遅いタイプ音
そして大好きな紅茶の香りが今日も明日も私に元気をくれる
詩人:山姫 | [投票][編集] |
仕事の私 休みのあなた
いつも一歩引くあなただから
いつも優しすぎるあなただから
明るくふるまう姿が胸に痛む
神様は残酷なほど平等だから1年に1回しかないなんてきっと思わないんだ
だったら私もそうやって思うことにするよ
次に会える時が私たちだけのホワイトデーにしよう
そうすればお互いに悲しくなることなんてないでしょう?
詩人:山姫 | [投票][編集] |
時間と遊ぶ 楽しむ毎日
マイペースな私のリズムは8ビート
君と過ごす はじける一瞬
ハイペースに動くリズムは16ビート
唇を重ねる 溢れる刹那
オーバーヒートする リズムは32ビート
詩人:山姫 | [投票][編集] |
知らないドアを開けるには勇気が必要で
先の見えない不安がおそってくる
何があるかわからないけど
その隙間から光が漏れている気もする
ドアに触れてみると冷たく感じ
ノブは少しばかり重く
力を加えないといけない
それでも思い切って開いたら
初めて見る景色が広がってゆく
新しい世界が見える
「一歩踏み出す」ってそういうもの
だから未来だってきっとそういうもの
詩人:山姫 | [投票][編集] |
足跡を残すように暖かい日差しに残る雪
一歩を踏み出すように新しく咲き始まる桜
何かを残すものと何かを始めるもの
一時の共演
一時の美
出会い、別れ・・・そして始まる
私たちは今、春を迎える
詩人:山姫 | [投票][編集] |
新しい世界への期待と不安をたたえた瞳の君
これから嬉しい事も厳しい事あるでしょう
立ち止まったり涙を流す事もあるでしょう
でも忘れないで
私たちも君たちと同じように泣きながらも歩いてきたことを
だから一人で泣かないで私たちに話してね
先輩はいつでも君たちの支えになるよ
詩人:山姫 | [投票][編集] |
猫の表現は直球
好きな人しかなつかない
好きな時しか遊ばない
好きな物しか興味ない
でも
猫の愛情は変化球
好きな人が喜ぶから他人にも近付く
好きな人が喜ぶから一緒に遊ぶ
好きな人が喜ぶからいろいろと興味をもつ
猫の根っこはそんな感じ
自分が好きな人の喜ぶ姿をみたいだけ
尽くさないけど喜ばせたいだけ
詩人:山姫 | [投票][編集] |
足早に流れる毎日を追われるように生きていくと足がもつれて
立ち止まると周りが自分からどんどん遠く過ぎていく気がして
時折自分が情けなく感じる
時折世界が冷たく感じる
そんな感覚ありませんか
そんな時寂しくないですか
でも大丈夫
きっと大丈夫
疲れて俯くその顔をあげると必ず誰かはあなたを見ていて
鼓動と雑音以外に耳を傾けると微かでも声援が聞こえて
そんな時の言葉は涙が出るほど嬉しくて
もう少し頑張ろうって思えてきませんか
無理はしないでゆっくりゆっくり
自分のペースで頑張りましょう
詩人:山姫 | [投票][編集] |
正面からぶつかって
泣いて泣いて泣き腫らしたら
その涙は自分のカラカラの心にしみていって
またその心は潤いを取り戻すんだ
だから冷たい涙は辛いけど
それは弱いから出るんじゃなくて
もっと強くなるために出てるんだ