詩人:山姫 | [投票][編集] |
まずはイメージをふるいにかける
変に固まった先入観が崩れてサラサラになるように
その間に湯せんで感情を溶かす
冷たいままだと上手くできるものも失敗するから注意
二つを心に入れたらさっくりと混ぜ合わせる
あんまり考えて混ぜすぎると
返って出来上がりが失敗するので気楽にきらくに…
心の中で次第に固まってきたら一旦冷蔵庫に
深呼吸させる事でしっかりした形にさせやすく
余分な熱がなくなったら取り出して形作り
気取らず気張らず自分の想いを形にする事
形ができたらゆっくり焼き上げ
余計な水分(涙)も不安も 次第に元気なキツネ色
最後は仕上げ
そのままの素朴なプレーンでも
色でデコレーションしても魅力的な
自分だけの作品の出来上がり
自分を元気づけるためでも
だれかに想いを伝えるでも良しな
そんな手作りのサクサクかし
略して「さくし(作詩)」…
なぁんて・・・
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小さな頃から感じてた
暖かいあなたの気配
私を一人にしないでくれた
優しい雰囲気
いつからか私は大人と呼ばれ
忙しい中 あなたに会える機会も薄れ
気づけばあなたは心の奥底
元気でいてくれてますか
見ていてくれていますか
たまには聞かせてくれませんか
安心感をくれる あなたの口癖
「大丈夫、あなたのそばにいるよ」
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俺たちって
見た目はそんなに綺麗じゃないかもしれないが
広げれば俺たちには立派な尾羽がついてる
あんただって
今は少し自信がないかもしれないが
気が付いてない立派な何かがある
だからさ
縮こまってないで胸を張んな!!
俺たちが意外に飛べるみたいに
やってみたら意外とできるから
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その毒が中枢を巡り
相反する二つの世界の境界は消えて
終いには病になり果てた
社会的に「シ」に至るこれの名は「***」だろう
いつか私はこれを笑えるだろうか
心象内の絵から一部を削り
混淆する空想を何度も現実に似せて
仕上には言葉で綴られた
私なりの「シ」に似たるそれの名を「***」と呼ぼう
いつか誰かはこれで笑ってくれるだろうか
常識に囚われる人よ
どうぞ「シ」人の言葉を笑いたまえ
常識に打ちひしがれる人よ
どうか「シ」人の言葉で救われ給え
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大層なもんじゃありんせん
そんな邪険にせんといて
あたしゃただのつまらん泣き虫
涙が詰まって出て来んあなたの
ちぃっとお傍にいさせてね
あたしがぽろっと一雫
きっかけ一つこぼすから
つられてあなたももらい泣き
その後ぼろぼろこぼすから
つられてぼろぼろもらい泣き
ぼろぼろぽろぽろり
次第に涙が渇いたら
水分取りにお水を飲んで
その間にあなたの涙を拾い
次のお人の元へ行くから
あたしのことは気にせんといてね
うさぎみたいな真っ赤な瞳で
明るい明るい明日を見ててね
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人は誰しも誰かの傍にいて
木立のように寄り添って生きている
それは世界のどこでも変わらず
大きな森のようにたくさんの命が周囲に育まれている
ならばきっと
天上から見た世界は縁と言う優しい緑に包まれているのだろう
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経験という土台を根幹とし
笑顔を糧に
涙の雨に濡れ
優しさの光を浴び
私達と言う木は成長してゆく
少しずつ少しずつ
1年という時間をゆっくりかけて
私達は一回りずつ大きくなってゆく
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私が見ている世界
私の心の中
どちらにも風景があり
どちらにも風は吹きぬけていく
強い風は木々を揺らし
波を立て
どちらの景色も私を
どこかやるせない
ざわつく気分にさせる
いつから荒れたのだろう この景色
いつまで続くのだろう この痛み
いつ止むのだろう この風は
今は今は
この風が痛く冷たく
私の顔を強ばらせるから
いつかいつか
この風が穏やかな凪になったら
うつむく顔を和らげよう
その後出会う誰かのために
この後出会う幸いのために
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頑張って 頑張って
休みもせずに追い込んで
体も心もすり減らしていくけど
「頑」なに気を「張」ることは
無理をしてるのと一緒ですよ
一息ついていいから
立ち止まっていいから
「頑」強な心体の「張」り切りで
頑張っていきましょ
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あー・・・そこの人間さん
あんまりオイラも説教みたいなことは言いたかないけどね
牙だの爪だの 武器を持たないように進化したくせに
手にはしっかり武器なんか持って
オイラ達どころか人間同士争っちまって
そんなに手が寂しいならドングリあげようか?
それになんだい
頭がよくなるように進化して言葉も覚えたのはさ
もっといろんな気持ちを分かり合うためだろ
それが罵り合ったりバカみたいな事言ったり
そんなに口が寂しいならさ
やっぱドングリあげようか?