詩人:山姫 | [投票][編集] |
何となく少しだけイイ事をした
その人は笑顔と一緒に1枚の羽根をくれた
「たくさんあれば天国に行けるかな」
もらった羽根を弄びながら
僕はそんなことを考えた
誰かのために何かをしたくなった
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人とは花弁重なる一つの蕾
自分でも見えない核(本質)に重なるように自我、心情、体裁、経験等の花弁
それは陽射しによって開くものもあれば硬く開かないものもある
そして、それらを支えるのは茎(時間)
茎の消失は存在の否定
つまり、本心と打算が折り重なり出来ているのが人
自信や威厳なんてものは所詮自他をかどわかすための香り(暗示)
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世界は一つのマトリヨシカ
開けた中身にゃ地球儀一つ
さらに開けりゃ世界図一つ
そいつも開けりゃ国家が一つ
一つ
一つ
また一つ
街
空間
人
開けてくごとに狭くなり
最後に残るはちっぽけな自意識
開けちまいな
開けちまいな
さぁ、あんたの自意識の中には何が残ってんだろうねぇ
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一人で歩いていると思ってた
どこまでも明るい道
陽が照らす日
支えられてたことに気付いた
ふと差し掛かった暗い道
月が照らす夜
あなたが教えてくれた
暖かく優しい光の道
絆が照らす未来
今なら明かりの正体がわかる
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同じ道に転がってる石ころ
同じファミレスの知らない客
学校や会社
社会で孤立すると周りの人がそう見えてしかたない
周囲の人間に興味がなくなる
そう思えた昼下がりは
太陽と一緒にテンションまで落ちてくようだ