詩人:山姫 | [投票][編集] |
今の私の心はからからで
あなたはそれを心配するかのように私に溢れるほどの水分を降り注ぐね
あなたがからりと照りつけるとき
私の心はあなたからもらった水分で土を育み
また新しい花を咲かせることができるかな
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自分が嫌いだから自分以外のものが愛おしく思える
自分が嫌いだから自分以外のものに優しくなる
自分が嫌いだから自分以外のものに価値を見いだせる
だから私は自分以外のもののいいところをたくさん知ってる
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他の奴のように上手く飛び越えることができなくて
自分だけ届かない青空に涙が溢れるけど
たどり着きたいゴールがあるなら
自分の足で走るしかない
どんなに不様でもみっともなくても
あなた自身が踏み出すしかない
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知らない間に生えた親知らず
誰にも言わないで抜いた親知らず
腫れて痛みながらも乗り越える親知らず
痛くても自分で乗り越える強さを知った私らを親は知らず
でも私らが大人になってゆく様を親は知る
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口下手だから上手く言えないし
文才ないから上手く表現できない
そんな私が紡いだ言葉だから
1%でも私の気持ちが伝わった時は嬉しいんだ
そうだなぁとか
頑張ってみようかなぁって
一緒の世界にいる誰かが感じてくれたら涙が出るほど嬉しいって思えるんだぁ
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上手くは言えないけど水のように生きていきたいと思う
氷のように閉ざした心をゆっくり溶かすような
渇いて俯いた草木を元気づけられるような
優しく全てを包みこむ雨や霧のような水
辛い出来事もゆっくり受け止めるような
周りが好きなように言ってもしっかりと自分を持てるような
強さを育む海や川のような水
それが時に誰かを傷つけてしまっても
それ以上に誰かに生きる力をわけられるような
そんなふうに生きていけたら私はきっと天使になれるかなぁって
窓の雨を見てたらぼんやりと浮かんできた
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今にも破裂しそうな気持ちを抱えて
君のもとに駆け付け
痛いほど抱きしめたら
すれ違っていたこの距離を縮められるかな
バケツのペンキをぶちまけるように
お互い今まで言えなかったことを言いあったなら
不安と我慢が詰まった砂時計をひっくり返す事が出来るかな
そんなことを思いながらも踏み出せないままだから
今この瞬間も二人の距離は広がり続ける
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初めて好きになった君には全てをさらけ出したかったのに
素顔を見せるのが怖くて作った「私」という仮面が外せなくなってた
初めて寄り添ってくれた君に近づきたかったのに
孤独を隠そうとして生まれた空想の「私」にいつも干渉された
君と生きる事で「僕」に戻れると思ってたのに
強がりな「私」は君を拒絶した
後悔に意味はないと知ってるけど
たとえ鎖かけの素顔でも
たとえ腐りかけの心でも
素直に君に伝えられたら
その辛そうな作り笑いが解けたのかなって
痛む胸を抱えながら考えるんだ
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俯く姿を見ていられなくて
前に進めるように手を引いてあげたいけれど
今は我慢しなくちゃ
誰だってそういう日がある
目の前が真っ暗に感じると
足がすくんで進めないよね
一緒に一休みしよう
君の目が暗闇に慣れてくるまで
その目に星が輝くまで
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ふと思った事だからどうか笑わないで聞いてね
よく目が覚めたら1日が始まると言うけれど
実は夢を見てる時に1日は始まってると思うの
だから
夢って人の原動力だったりするんじゃないかなって
ふとそう思っただけ