詩人:山姫 | [投票][編集] |
心地よい幸福感があって
たくさんの笑顔があって
でも
焦燥や不安もあって
見せない涙もあって
なにかが自分に溢れるような
なにかが自分から消えるような
そんな夢のような日々でした
それでも素敵な日々でした
目覚めるとあなたはいなくて
ぽっかりとした心と部屋が私を少しさびしくさせるけど
新しく見つける糸が
私とあなたにそれぞれの幸せをくれるなら
私は涙と笑顔を混ぜたような顔で毎日を紡いでいくよ
詩人:山姫 | [投票][編集] |
これはたとえの話
私という木があったと仮定する話
周りにはたくさんの様々な木があってあまり目立たないけど
確かに存在してる
太くも大きくもないから自分をつくろうような葉っぱばかり
でも、そんな私の下に誰かが来て
一休みするような
少しでも安らげるような
そんな木だったらいいな
もう朽ちてきているから
小さな花を咲かせることはできても
実をつけることはできそうにないな
…それがちょっと残念だけど
それでも
私の作った葉っぱたちが誰かの糧になって
少しでも元気をあげられるなら
ちっぽけでも頑張る意味があるかな
花みたいな素晴らしいものはあまり作れなくても
できるだけ多くの言の葉だけは作って残しておこうかな
詩人:山姫 | [投票][編集] |
優しいニンゲンになりたい
憂える人の横にただ寄り添うだけのニンゲンになりたい
愚痴
弱音
甘え
憂える人は相手を思って人を避けるから
痛み
涙
不安
憂える人は何でも一人で抱え込むから
ほんの一瞬でもいいから
ほんのちょっとでもいいから
側にいて優しい人に戻れるよう寄り添える
ちっぽけなニンベンになりたい
詩人:山姫 | [投票][編集] |
あいつは×××だから
×××って×××だよね
聞こえない聞こえない
だって圏外
私、圏外
そんな言葉は聞きません
そんな言葉は要りません
だって圏外
私、圏外
どんな皮肉が聞こえても
どんな嫌味が聞こえても
あーあーあーあー
あーあーあーあー
やりたいことをやるんだもん
私がそれをしたいんだもん
だって圏外
わがまま圏外
詩人:山姫 | [投票][編集] |
教科書にのることもない
ましてや有名でも特別な才能があるわけでもない
そんなただの普通のおばさんなんだけど
あなたと出会って時間が経つほどに
私はあなたの偉大さを感じるんです
普段は軽口ばかりだけど
いつも尊敬してる
いつも感謝してる
目の前で口にするのは照れるからこんなとこでしか言わないけれどね
詩人:山姫 | [投票][編集] |
「あなたの好きにすればいい」
それはなげやりや無関心って事なんかじゃなくて
周りを気にし始めちゃうと身動きなんてとれなくなるからって思うから
確かに周囲に気を使う事も必要だけど
それで必死になると人って疲れちゃうのさ
あなたの心がしたいって言ったことに従えばいいよ
詩人:山姫 | [投票][編集] |
天秤とかシーソーを思い浮かべるとわかるように
全てのものには均衡というものが存在する
それは人間関係にも言えることで
距離感とか
情緒とか
愛情や友情とか
片方が相手に強く与えすぎたり
逆に求めすぎたりすると
一方の受け皿がかたんと落ちてしまう
私はその音が怖くていつも歩み寄れずにいる
詩人:山姫 | [投票][編集] |
私は逝ってしまった
どうやら言葉を飲み込みすぎて息ができなくなったらしい
言いたいことはたくさんあった
出したい気持ちはたくさんあった
ただ言葉は姿を変えるから
このままの姿で届くとは限らない
そうやって言えなくなった言葉の上に相手の言葉が重なったものだから
私の心はあっという間に死んじゃった
詩人:山姫 | [投票][編集] |
まずは家族
それから友達や恋人
それに恩師
テレビや音楽
本、映画
地域や生き物全てだって
私やあなたが生まれてからずっと
いろんなものからもらってるもの
「気持ち」「感情」
確かに冷たいものもあるけど
それでも
生きていていいんだよって
幸せになっていいんだよって
そう言ってる気がして
私は今日を頑張れた
だから明日も頑張ろう
詩人:山姫 | [投票][編集] |
人は生まれた時
「時間」という名の粘土と「一生」という課題を与えられる
どんな作品でも
誰と作っても構わない
しかし
影響を受けても自分だけの作品でなければいけない
さぁ
あなたはその経験と価値観でどんな物を形作る