詩人:山姫 | [投票][編集] |
私は綺麗な音を出せるけど
旋律を生み出す楽しみを私は知らない
あなたは楽しそうに旋律を生んだけど
音にする事は出来なかったね
どちらも上手く伝えられないから
私の「音」とあなたの「旋律」を合わせて
やっと一つのmusic
自分や誰かを元気づけるために
締めつける悲しみを乗り越えるために
二人で作ったmusic
いつしか私は古ぼけて
あなたは名残惜しみながらフィナーレを迎えたけれど
どうか忘れないでください
今は遠い想い出の中の私たちは
一人ではできなくても二人なら音楽に出来たように
あなたの大事な人が傍に入れば幸せな音楽が作れる事を
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「誰かに話すと楽になるよ…」
『誰か』って誰ですか?
さみしくて
こころぼそくて
誰かに話したい
なでられたくて
あまえたくて
誰かに会いたい
でも、『誰か』という人が見つかりません
だからいつも
会いたい気持ち話したい気持ちが
相対して慰めあっています
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チクタク-チクタク
いつからだろう
チクタク-チクチク
小さな振り子が心臓にあたる
チクチク-チクチク
刺みたいだから
チクチク-シクシク
痛みが辛くて休めない
いつまで続くの
チクタク-チクタク
もう休みたいよ
チクタク-チクタク
壊れてしまえば
チクチク-シクシク
止まって休めるのに
シクシク-シクシク
『とまってしまえばらくなのにね』
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merry merry monkey
陽気な陽気なおサルさん
手をたたいたり
跳びまわったり
君には陽気に見えるんだね
でもホントは違うんだ
オイラはそんなに陽気じゃないんだ
ただ 君たちみたいに
跳んだり手をたたいたら
オイラも陽気になれるかなって
そう思ってるからサル真似してるだけなのさ
merry merry monkey
虚勢だらけの陽気なおサル
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僕が歌うこのmelody
たった一人のためのmelody
楽譜なんて必要ない
気持ちを伝えるだけだから
ドームもコールも必要ない
君とこの部屋があればいい
歌詞はチープでありきたりだけど
笑顔になるまで歌うから
喉が嗄れても歌うから
さぁ聞いて僕のmelody
今しか歌えない拙いmelody
詩人:山姫 | [投票][編集] |
あの日 同じ姿があふてれる中から
あなたは私を見つけてくれたね
私は顔色一つ変えなかったけど
ホントはとても嬉しかった
どこに行くにも一緒だったし
同じベッドで一緒に眠った
でも、おままごとの世界もそろそろ卒業しなくちゃね
時間はあなたを大人にしていくもの
怖くてもきっと大丈夫
もっと素敵な世界があなたを待ってる
……私?
私は大丈夫
あなたと過ごしたmemory
これさえあれば
どんなに時間が過ぎても寂しくはないから
詩人:山姫 | [投票][編集] |
夢を見られたあの時は
あなたを感じられたはずなのに
あなたに逢えるのを信じられなくなったのは
いつからなんだろう
知らない間に私は大人になって
現実の忙しさに流されているけど
12月の空を見るたびに
今でも遠くのあなたを思い出します
詩人:山姫 | [投票][編集] |
道が見えても怖くて動かない
迷いがいつも邪魔で歩かない
辺りを気にして主張しない
迫られると隠れて打開しない
逃げ癖のついた私は卑怯で
最低な人間だな
詩人:山姫 | [投票][編集] |
いつも高いとこにいて
君の話題をみんながするけど
そんなのどこ吹く風ってくらいに
君はいつでも自由奔放
気まぐれなのかいじわるなのか
誰かと熱くなってると他の人には冷たいし
朗らかで明るいくせに
もやもやしたらぐずって泣き出す
ずっと私たちを見てきた君は
随分と人間くさいね
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どんな時も護るよ
君が側にいてくれるなら
どんな時も強くあるよ
君が泣かずに済むなら
この気持ちは誰よりも強いから
人と違ってても構わない
君の体温を首筋に感じるから
この誓いを忘れない