ホーム > 詩人の部屋 > 山姫の部屋 > 華

山姫の部屋


[110] 
詩人:山姫 [投票][編集]

人とは花弁重なる一つの蕾

自分でも見えない核(本質)に重なるように自我、心情、体裁、経験等の花弁
それは陽射しによって開くものもあれば硬く開かないものもある

そして、それらを支えるのは茎(時間)
茎の消失は存在の否定

つまり、本心と打算が折り重なり出来ているのが人
自信や威厳なんてものは所詮自他をかどわかすための香り(暗示)

2010/07/23 (Fri)

前頁] [山姫の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -