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山姫の部屋


[30] ZOO (3) ハヤブサ
詩人:山姫 [投票][編集]

真冬の空を見上げる私には この翼は重荷にしかならず

遥か遠くを射抜けるはずの双眸は 近くで戯れる者の姿しか捕らえず


いくら天高く翔ける姿を夢想したとて 檻の中の私には叶わぬ事


さすれば


この翼は意味があるのだろうか

この姿は意味があるのだろうか


この私は意味があるのだろうか

2009/12/03 (Thu)

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