詩人:海乃 | [投票][編集] |
愛情とは見えにくいもので
求めれば求めるほど見えにくいもので
ならば与える側に徹してみたら
何か見えてくるかもしれない
いやいや
愛ってそんな理屈では済まないものなのかな‥
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実のならない木は
大地に根を下ろしてたたずんでいた
太陽の照るころに
実のならない木は木陰を作って
そこに集まるもの達を癒してくれた
だから
実のならない木は癒しの木
そこに居るだけでいいからずっと
そこに居て欲しい‥
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別れて遠く暮らした時間と歳月は余りに長過ぎて
遠ざかった記憶は容易に思い出せないまだ君を好きだった 十代の頃
でも今はもう思い出せなくてもいい 大人時代
好きから愛してるに変わった瞬間にそう思えた
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時間は静かに
淡々と流れている
耳を済ませば
雨音が響く真夜中で
どんどん過ぎてゆくよ
果ての見えない時間が
ここにある
確かなものと言えば
ただ静かに
この時間に身を委ねるだけの
ここにいる君と僕‥
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コチコチコチコチ‥‥
いつからか
分からないぐらい
ずっとずっと昔から
鳴り止まない音がある
君と僕で築いた
二人だけの心時計は
離れ離れになっても
静かに時を刻み続けている
とてつもなく長いドラマが続いているかのように
コチコチコチコチ‥‥
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時と共にそれは薄れ
いつしか消えてしまって
君が変わったのか
僕が変わったのか
何も変わってないのか
それさえ解らない
ただ解ったのは
僕はまだ君を求めてる‥
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未練たっぷり
未だに勝手に想いを寄せる僕は何て哀れ
いいさ今はこのまま
哀れなままで
君を想い続けることが出来るのならば
僕の生きる意味があるってもんさ