| 詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
キミのいない この季節は
独りが身に染みる…
凍てつくような 寒さが
容赦なくボクに突き刺さる…
心の氷も 冷えた身体も
そっと優しく 溶かしてくれた
いつも温かく 包んでくれた
キミの存在の大きさを ボクは今更 気付いた…
| 詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
儚く舞い散る 今この雪を
キミは知らないんだ
ボクが何もしなくたって
時が止まることなんて なくて
だから キミが残した日記も メールも あの日のまま
止まってしまったまま…
ボクが年を重ねたり 新年を迎えたり キミが逝ったあの日がくるたび
ボクとキミとの時の距離が どんどん離れていってる気がする
雪がアスファルトに溶けて消えても
キミはボクの中から消えない 消せない 消したくない
分からない…
結局 答えは出せなくて…
降り積もる雪で 見えない先に キミの影を 幻を
ボクは今も 心のどこかで 追い求めているのかもしれない…
| 詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
人は見聞と体験では その物事に対する価値観や捉え方が異なるし それぞれ立場や役割があるから
自分のことで精一杯なのかもしれないけど…
いくらボクらが 声枯れるまで 訴え 叫んでも
その足を止めて 聞いてくれる人が そういないのは 当然なのかもしれないけど…
現実が哀しく目に映り
世間が冷たく見えてしまうよ…
| 詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
偶然が幾つも重なって
運命という線をつないで
キミはこの世に生まれたのだから
あまりにも簡単に
あまりにも軽がると
例え 冗談だとしても
例え 冗談のつもりでも
「死ぬ」なんて 言わないでくれ…
「死ね」なんて 言わないでくれ…