あの笛は　まるでキミの歌声のように


心地よかった


風にのる　優しい音色


疲れた心を　癒してくれる


温かく優しいキミのように…

苦しいことから逃げ出さないで


立ち向かえたなら　それだけで　


あなたは強くなれるから


つらいことから目を逸らさないで


やり遂げたのなら　それだけで


あなたは優しくなれるはず


過去に縛られないで


私は信じてる


今のあなたならきっと　大丈夫だから。

キミのことが好きなのに

誰よりも大好きなのに


傷つけずにいられないのか…


キミのことを知れば　知るほど


キミと過ごした時間が増えるたび


傷つけてばかりいるような気がしてやまないよ…

ねぇ…


付き合うってこういうことなの？


彼氏・彼女ってこういうものなの？

男には　どんなにダメだとバカにされても　


どんなにムダだと笑われても


それでも　やらねばならない時がある

つらいことをつらいと　言ってはダメ


苦しいことを苦しいと　言ってはダメ


耐える　堪える　我慢する


寂しいと思うこの心も


甘えたいと願う気持ちも

すべてなくしてしまおう

大丈夫　演じればいい


明るく振る舞う仮面をつけて


他人は何も悪くない　悪いのは自分　


もう誰にも甘えない　もう誰も求めない


ホントの自分は置き去りのまま…


もう誰にも頼らない　誰も信じない


ホントの自分は暗闇の中…


思い出したくもない過去も


誰かのために流した涙も

すべて忘れてしまおう


もしこれが達成出来たなら　ボクは…


独りで生きていけるのかな…

ボクは分かってしまった…　


どんなに手を伸ばそうと

キミはすでに届かない　

遠い世界にいるということを

友達と交換する余裕があるなら　「俺に恵んで」と思う人もいるし


モテる♂に限って毎年「悪い、俺、甘いの苦手でさ…」なんて　言ってたりする


もらえるだけ　ありがたい話だと　ボクは思うけどね。

結局　今年もキミはまた

彼に渡せないまま　終わるの？


結局　今年もキミはまた

彼に想いを告げられないの？

キミが寂しげな目をするたびに


ボクは自分の無力さを知る


キミの瞳が見つめたいのは　ボクではないことも

キミの涙を受けとめる場所は　ボクの胸ではないことも


分かってるのだけれど…

キミを哀しませるアイツを　ボクは許せないよ…

ただ人に好かれたい…


出来ることなら　嫌われたくない…


誰かにそっと　抱きしめられたい…


優しくギュッと　抱きしめられたい…


ただ　それだけなのに…