詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
コンプレックスのない人なんて
なんだかつまらないし
そんな人、すぐ飽きてしまうよ
コンプレックスがあるからこそ
キミは素敵なんじゃないかな
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「♂なんて皆、同じ。
結局、身体目的なだけで
私が好きなんじゃない…
単に快楽に溺れたいだけ
私のことなど 見向きもしない
だから もう♂なんて 信じない
私はこの 汚れた身体で
独りで生きていくから」
そう言い放つキミの瞳は
光を失っているように見えた
ボクの目には映らない
キミの心の奥 深い傷
なだめることも 触れることも
声をかけることさえも もう
ボクには出来ないほど
今 目の前にいるはずなのに
キミの存在が遠く感じた…
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あなたのおかげで ここまで
生まれ 育った子どもは 皆
きっと感謝してますよ
例え その感謝の気持ちに
気付くのが 何年先になっても
決して言葉にしなくても
だから もう少しだけ待ってて
いつか必ず あなたに直接
「ありがとう」と伝える日まで
詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
久しぶりに逢ったキミは
随分と 大人びて見えた
再会を喜んだのも つかの間
あの日まで つないでいた
キミの小さな その左手には
見知らぬダイヤが 輝いていた…
そうか キミはもうきっと
キミの幸せを掴んだんだね
なのに なぜか素直になれず
「おめでとう」を言えなかった
詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
目を覚ますと 広がる現実世界で
ボクは 独りぼっちだったから
出来る限り 眠っていたくて
出来る限り 瞑っていたくて
いっそのこと もう二度と
目覚めなくても いいとさえ
思っていたんだ
あの日 キミに出会うまで…