詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
自分の醜い 汚い部分に
気付いてるなら それだけで
キミは立派だと思うよ
そんな性格になるまでに
たくさんの時間がかかって
数えきれない痛みを背負って
今 ここまで来たのだから
そう簡単に変えられないよ
焦ったって 治りはしないさ
少しずつ 一緒に歩いていこう
大丈夫 もしもキミが途中で
また自分のことがイヤになっても
自分のことが許せなくなっても
ボクはキミのいいところ
ちゃんと知ってるから(^-^)
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こんな自分のことを 「好き」と
せっかく言ってくれたのに…
あなたの気持ちに 応えられない
それがなんだか 申し訳なくて
誰よりもキミが 「好き」だと
言ったところで ボクの想いが
いくら強くても 届かなかった
それがなんだか 切なくて
恋ってのは 儚いんだよなぁ
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キミは死んだんじゃない
誰よりも早い 宇宙旅行へ
出かけたんだ きっと
遥か遠いどこかで ボクのこと
見守ってくれているんだ
待っててね いつか必ず
ボクの方から逢いに行くから
切符はボクの胸の中
キミのいる星へ 駆けていくよ
だから その時が来たら
駅までボクを迎えに来てね
詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
今から およそ63年前
同じように 晴れた
暑い夏の日だった
「神風」と名付けられた
二十歳前後の青年達
一億総特攻の要として
彼らが命懸けで守ろうとした
日本の未来に 私達は生きている
愛する人を守るために
自ら散っていった者達が
同じ この国にいたことを
忘れてはならない
あの頃と同じ青空が
私達を見つめている
詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
夕陽に照らされた 別れ際
「これあげるから忘れないでね?」
キミがくれた アメ玉1つ
おとなしく舐めてるうちに
キミがどんどん小さくなって
「バイバイ」と手を降り
走り去るタクシー キミの姿も
あっという間に見えなくなった
いつのまにか 気付けば
アメ玉も消えていった
出来ることなら この味を
ずっと 感じていたかった
キミとの思い出の味は
ほのかに甘酸っぱい レモン
ボクの幼い日々の青春
心にそっと しまっておこう
またいつか どこかで
キミに逢えると信じて…