詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
仕事が大切なのは 分かってるけど
せっかく 一緒にいるのなら
仕事の話はやめて 私に構って
お互い忙しくて それでも時間作って
やっと 二人で過ごせると思ったのに…
「ごめんね…」そう言い残して
あなたは 一人で出て行ってしまう…
あなたのことは 好きだけど
寂しさを埋めてはくれない…
私のこと必要? 私のこと大事?
仕事と比べるものじゃないけど
そばにいて欲しい… せめて
クリスマスイブの夜くらい…
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酔った勢いで いつも同じことを
嘆いているのは…
聴いてくれる あなたがいつも
受話器の向こう側 遥か彼方
私のそばにいてくれなきゃ
同じ県だろうと 同じ国だろうと
関係ないの…
どうしてそばに居てくれないの?
そっと抱きしめてくれたら それだけで…
私はそれ以上 何も望んでいないのに…
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「私の魅力ってなに?」
急にそう聞かれて ボクは
なんて答えたらいいのか
分からなかった… けれど
すぐには言えなかったけど
キミの魅力は
誰かに求めるものじゃなく
キミ自身が見つけていくもの
ホントは すぐそこにあって
キミが気付いていないだけかもしれないよ
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キミがそばにいないから
安心して眠ることが出来ない
キミがそばにいないから
凍える夜は 孤独に震えてる
キミがそばにいないから
弱さをさらけ出す 居場所がない
キミがそばにいてくれたら…
ボクはきっと 心から
幸せを感じられるのに…
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今年 最後の太陽が沈んだ
まもなく 月も後を追うだろう
月日が過ぎ行く度 歳月を重ねる度
私は あなたとの距離を感じる…
あなたはあの日 旅立ったまま
時がピタリと 止まっているのに
私はまだ この世界に ひとり残り
またこの日を迎えている…
あの日から 新年の挨拶は
星空のどこかに居る あなたが最初
周りはお祭り騒ぎだと言うのに
私にはおめでたく思えない
あなたと時間の距離を また一年
離されていくかのようで…
忘れたいワケじゃない
出来ることなら あなたの全てを
永遠に 刻んでおきたかった
残念ながら 時は私からあなたを奪う…
可愛い笑顔も 優しい温もりも
知らない間に 薄れていく…
私はあなたを忘れたくない
ひとりで新年など迎えたくない
成人式など 出たくない…
ホントは そこに振袖姿のあなたが
いたと思うと やりきれない…
私はいつまで ひとりなのか…
あなた以外 愛せるだろうか…
過去に縛られ 光が見えず
弱々しく 彷徨いながらも
私はまだ 生きている…
あなたとの距離が離されるのは
いくつになっても 心苦しい…
あなたの分まで 生きなくちゃ
分かっていながら 心寂しい…
この矛盾の中 無力な私は
時空の流れに逆らえず
運命から逃れられず
また大晦日を迎えている…
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目が見えなくても 足が不自由でも
重い病気を抱えても 一生懸命
生きている人がいるというのに
そう考えると ボクは
小さなことで 思い詰めてた
ボクが死んでも 陽はまた昇るし
この地球も回り続ける…
皆も同じ 日常の繰り返し
だったら とことん生きてやろう
印象強く 記憶に残るように
ひとつひとつ 思い出になるように
不器用でもいい 不細工でもいい
この世界に今 生きてる証を
人々の胸に 刻んでやれ