詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
こんなにも晴れた空なのに
キミはいつも俯いてばかり…
きっと今のキミは
空の広さも 雲のカタチも
背中の翼を広げることをも
忘れてしまっているんだね…。
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あの頃の ボクには分からなかった…
キミにどうするべきだったのだろう…
キミになんと声をかければ良かったのだろう…
泣いているキミを見ているのが ボクにはとてもつらかった…なのに…
慰めの言葉も 見当たらなくて…
ボクはただ 黙ってキミの 泣き崩れた その小さな背中を
見つめることしか 出来なかった…
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ただ…
一緒にいたい、それだけなのに…
もう少しだけ そばにいたいのに…
神は…待ってはくれない…
時が 静かに 二人を 引き離していく…
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キミを失ったとき
周りが 言ってたコトバ…
「仕方ない。」だとか
「あれが(キミの)運命なんだ。」とか…。
そんなコトバで 納得出来るほど
2年前のボクは…
高校2年だった 当時のボクは…
大人ではありませんでした…
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キミのいない この季節は
色鮮やかに 着飾った
もみじが 一枚 また一枚
少し肌寒い風の吹くまま 落ちていき
陽の光も ぼんやり やわらかく 暖かい…
だけど…
ボクはまだ 好きになれそうにない…
キミのいない この季節を…
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あれからボクは…
少しは変われたのだろうか…
成長し、大人に近づいたのだろうか…
この日がくるたびに
キミの墓前に立つたびに
考えてしまうよ…。
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決して無駄になんかしない
キミの分まで 生きてやる
立派だろうと ガムシャラだろうと
なにがなんでも 生きてみせる
いっぱい泣いて いっぱい笑って いっぱい喋って 時々怒って…
生きて 生きて 生き抜いて キミの分まで ボクは生きる