詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
そんなに時間をかけなくたって
キミは十分 魅力的だよ
服装や化粧も 大切かもしれない
でも それ以上 綺麗になられたら
また他の♂が寄ってきて
とたんに ボクは不安になるよ
綺麗なキミも もちろん好きだけど
それよりも大切なことが
あるんじゃないのかな
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星が見えない日は なんだか寂しい夜空
キミは 忙しいのかな…?
ボクが眺める その先に
キミの棲む世界があるとして
ボクはキミに話し掛ける
前みたいに すぐそばで
キミの仕草や表情を 感じることは
もう 出来ないけれど… それでも
楽しいことや つらいこと
なんでもない 些細なことさえも
ボクは星に語りかける
もう あの頃には戻れないけど
下を向いてばかりだと きっと
またキミに心配かけちゃうよね
でも やっぱり 時々寂しくなるから
明日は 顔を出してくれないか
今でも キミが好きだから
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キミからの連絡 待ち切れなくて
携帯電話 握りしめてた
寂しくて 手放せない
鳴ることを まるで願うかのように
不安を 振り払うかのように
ボクが強く握ってるのは
キミの手じゃなく 携帯電話
ボクは ケータイ依存症
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人は忙しい日常の中で
なにか大切なモノを見失ってやしないだろうか
久しぶりに空を見上げた
こんなにも青く 果てしなかったっけ
雲がゆっくり流れてゆく
久しぶりに風を感じた
こんなにも穏やかで 心地よかったっけ
時がゆっくり流れてゆく
都会の喧騒の中では
あなたが気付くこともない
人は本来 海から生まれたというのに
今や自然に触れることもない
ビルやアスファルトに囲まれた
街が ストレスであなたを蝕んでいく
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キミとの出会いは 偶然だった
キミとの別れは 突然だった…
けれど キミが死んだこと
「運命」だなんて 思えない
片付けられない ボクがいる…
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言葉が伝わっても 心は伝え切れなくて
声も表情も見えないけれど
この小さな画面の やりとりの中で
傷ついたり 喜んだり 嘆いたり
電波は あなたに届いているのに
この想いも全部 届けられたらいいのに…
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大切な人 1人守ることもできなかった…
その過去を 引きずったまま
ひとり死に切れないまま 今も生きてる…
何のために? 誰のために?
時々 見えなくなるよ… どうしてここにいるのか
キミのいない世界なんて 何の意味もないのに
時々 恋しくなるよ… ボクひとり残されて
キミといた時間だけが ボクの中で今も輝いてる
あの頃のように 二人で笑いあえたらいいのに…
なんて
もう叶わない ただのワガママ…