詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
真っ暗闇の夜の中 窓の外には灯りもなくて
ボクは怯えていた 景色は
トンネルをくぐり抜けても 変わることはない
その辺で うずくまって転がっていたい
もう独りなら それでもいい
他人を傷つけるくらいなら 何もしたくない
けれど 近づかないと寂しくて
触れないと すごく落ち着かなくて
誰かに必要とされたい ボクを見て欲しい
けれど もう傷つきたくはない
だから作るの 心に壁を
矛盾してる? 分かってるけれど
心を開ける唯一の存在 ボクは
キミにすがることしか出来ない
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なにが二人を苦しめるのか…
どうしてこれほどまで 想っているのに
遠いのだろうか…
想いがあっても いくら募っても
逢えない日々が続くばかりで
距離 離れているという事実
ただそれだけなのに どうしてなのか
二人の仲が 揺らいでいく…
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人を好きになることが
その人の負担でしかないなんて
「好き」になんてならなきゃよかった…
「好き」だなんて言わなきゃよかった…
大好きな人が苦しんでいる その原因は…
ボクだった ボクの想いだった…
なにもかも… その人への募った想いは
その人にとって ただの重荷でしかなかった…
人を好きになんて ならなきゃよかったのかな…
何だろう… このすべてを否定されたような感じ
自分だけ 今さら気付かされたような感覚…
邪魔なら「邪魔」だと いらないのなら「いらない」と
最初から言ってくれればいいのに…
そしたら こんなにも
つらくはなかったかもしれないのに…
もう誰も好きになってはいけない
その人を苦しめるだけなのだから…
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あなたが幸せなら それでいい
本気でそう想ってる
あなたが笑えるなら 悲しまなくて済むのなら
それなのに… どうして…?
こんなにも哀しくのは こんなにも苦しいのは
なぜ 二人は出会ってしまったのだろう
なぜ 二人は恋に落ちたのだろう
共になることなど 出来ない二人なのに…
どんなに惹かれあっても 1つになれないのに…
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好きなものを「好き」ということが そんなにもいけないのだろうか
何度でも言うことによって、その「好き」の価値は下がるのだろうか
ボクは言いたかった 決してそれは嘘なんかじゃない
例え どんなに離れていても キミのそばにいられなくても
自分の気持ちに嘘はつけない 黙っていられなかった
あの経験からボクは学んだんだ 「好き」と伝えなければ
一生後悔することを
その想いが届かないにしろ 言わずにはいられなかった
何も間違ってはいない 自分の気持ちに正直になっただけだ
なのに結果としてそれは キミに迷惑をかけるだけだった
キミの心を惑わせた
ボクはイケナイ子… 人を苦しめる悪い子
だからもう二度と 「好き」だなんて言わない
誰も「好き」になんかならない その人を困らせてしまうから
黙って俯いてればいい 幸福なんて縁がないんだ
ボクはイケナイ子… 人を傷つける悪い子
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あなたの居場所は ここにあるから
何も怯えることはない
立ち向かいなさい 大丈夫
後ろから 私が支えているから
何度でも やり直せばいい
失敗なんて 誰にでもあるわ
大丈夫 泣いてしまっても
私が包んであげるから
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初めて キミの涙を聴いた
とても 胸が痛かった…
ずっと 一人で頑張っていた
そんなキミがこぼした 涙
どんな言葉で慰めたらいいのか
分からなかったボクは ただ
キミを抱きしめてあげたかった…
せめて キミが落ち着くまで
泣き疲れて 眠ってしまうまで
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取り返しのつく 過去なんてない
過ぎてしまった時間は 元には戻せない
あの日 あの場所に残した罪は
決して 消せやしない…
それでも 謝るべきだった
はぐらかすことも ごまかすことも
知らないフリをするのも やめて
キミに 素直に頭を下げるべきだった