詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
太陽は 眩し過ぎるから
お楽しみは 夜になってから
さぁ キミも一緒に屋上へ行こう
なにも考えなくていい
肩の力を抜いて 楽にして
ただ 眺めるだけでいいんだ
そうすれば 月は優しい光で
語りかけてきてくれるから
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外に出れば 街は飾られ
恋人たちで溢れている
ひとりぼっちのボクの手は
いつものように ポケットの中
早く過ぎ去ってしまえばいいのに
ただ 傷つくだけの 冷たい世界…
ボクの居場所のない季節…
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そう叫んでしまいたいほど
冷たい夜もあった
あの時 もしも
そう叫ぶことができたなら
どれだけ楽だったのだろう
ひとりぼっちだった 私には
どうすることもできないまま…
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穏やかな顔で眠りにつく
キミの最期…
まるで人生を 全うしたみたい
まだ21じゃないか
生きる希望を失って
「居場所がない」と嘆いてた
(叶うのなら帰ってきて)と
届かないことと知りながら
思ってしまう自分がいるのは
今でも 笑顔と楽しかった日々
思い出せるほど 近くにいるから
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漠然とした寂しさが
冷たい風となって
ボクの身を切るように
通り過ぎていく
ボクがなにをしたというの?
どうして…?
飾られた街 はしゃぐ人々
キミはこのクリスマスさえ知らない
永久の眠りから覚めない
ボクも連れていって欲しいよ…
誰もそばにいない現実
鳴らない電話
ひとりぼっちであるということ