詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
キミが隣にいるだけで
見慣れた街の色が変わった
きっと キミがいることで
上を向くようになったからかな
いつもは気づかないような
野に咲く花が 風に誘われて
いつもは退屈でしかない
何気ない ほんの小さなことまでも
キミの表情と共に
思い出となって 刻まれていく
キミの笑顔も 泣き顔も
かけがえのないものだから
この胸で キミを受け止めたい
キミの全てを受け入れたい
決して 嫌いになったりしないから
ずっと そばにいて欲しいと思うのは
ボクの本音なのだから
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キミが消えてしまう気がして
遠くへ行ってしまう気がして
キミを失ったボクは
破滅へ向かう気がして…
明るい未来が見えないのは 何故?
キミが放つ
「死にたい」「つらい」の一言が
こんなにも ボクを苦しめること
キミは知らない
そして
キミの「死にたい」「つらい」の真相を
ボクは分かってあげられない…
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ねぇ
教えて欲しいんだ
残された ボクだけが
幸せになってもいいの…?
毎年 この日を迎える度に
思えて 仕方ないんだ
ほら
またこうして ボクだけが
歳を重ねていく
あの日から キミは
止まったままなのに…
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キミが消えるなら
ボクも連れて行って欲しい
だけど
苦しむキミを 見てることしか出来ないのなら
ボクは 先に消えてしまいたくなるよ…
自暴自棄になって 自らを傷つけ
ボロボロに堕ちていく キミを見るくらいなら
その傷を ボクにくれないか
消えていくボクを見て
キミが踏みとどまってくれるなら
もう一度 歩きだしてくれるなら
それはそれで 幸せだから
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ボクが一番 恐れているのは
傷つくことよりも 死ぬことよりも
キミが突然 いなくなること
キミに依存し過ぎてる
そうかもしれない
最期まで キミ色に染まっていたいと
本気で願ってしまうほど
…
歪んでるかもしれないね
重たいだけなのかもしれない
でも これが今の本音…
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「キミにはもっと いい人がいるから」
「ボクとじゃない方が きっと幸せになれるから」
もう笑えないよ… 今
前向きに頑張ってた あなたを知ってるから
これ以上 弱音は吐かない
そう決めていたのに…
あなたが破滅に向かうなら
私も覚悟を決めるから
だから…
ずっと一緒だよ…
ヒトリにしないでね…
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人は 独りじゃ生きていけない
誰かに想われて 支えられて
初めて 生きていけるんだよ
だから もし今ここで
キミが死んだら 必ず
哀しむ人がいるということを
忘れないでくれ
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昨夜 キミの夢を見た
キミは変わらず ボクに微笑んでくれた
嬉しかった
でも…
キミがボクに向かって
なにかを言うのだけれど
まるで なにも聞こえないんだ…
キミに触れようと 手を伸ばしてみても
キミの身体を すり抜けてしまう…
ボクは改めて 知ったんだ
キミは 死んでしまったということを
そして 哀しいことに
ボクはだんだん
キミの声も 温もりも
思い出せなくなり始めてることを
思い知らされたんだ…