詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
今の私には 居場所がないから
墓参りに行くと
色々 話しかけてしまう
当然 返事はないけれど
あなたに話しかけることは 決して
意味のないことではないと思うの
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周りに合わせて 明るく振る舞って見せるけど
キミも一人の女の子 悩み事だってあるよね
ついつい 話を聞いちゃったりして
優しいから 頼りにされると断れなくて
慰めて 励まして 元気づけて
けれど やっぱり自分のことは
何も言えずに抱えている…
ねぇ
ボクでよければ 話してくれないか
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たとえ
「理想と現実は違うよ」って
誰かに 言われても
理想を持つことは 大事だと思う
そういたい そうなりたい
そう願うことは 決して
そのとおりにならなくても
少なからず 現実に影響あると思うから
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「私はいつも あなたにとって
暖かく 優しい存在でありたい」
キミがそう言ってくれた時
ボクの心は 震えた
その小さく 細い身体で
懸命に包みこんでくれた
キミの優しい温もりに触れた時
ボクの心は ほどけて
涙が溢れた
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初めて 二人で食べたのは
小さな 喫茶店での
甘すぎない しっとりとした味
ボクは 緊張してばかりで
キミの顔も まともに
見ることも出来なくて
「よかったら食べる?」
キミが ボクに差し出してくれた
「うん。」
その瞬間 ボクが見た
キミは 優しく微笑んでいた
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ものを難しく 考えすぎたり
いろいろと 気にしてしまうような
あなたは 繊細な人だから
自分を傷つけられても なお
相手を想えるような
あなたは優しい人だから
そんなあなたが ふと涙する
ひとりの夜があるのなら
私はそっと 包みこんであげたい
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何の頼りにもならない
答えを出してあげられない
せっかく キミが
すべてを 話してくれたのに…
力になれなくて 役に立たなくて
ホントにごめん…
とりあえずの助言が 精一杯で
ボクには なにも出来ないのかな…
キミの痛みを 代わりに全部
ボクが背負えたのなら もう一度
キミは笑ってくれるだろうか
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好きです
諦めたくなくて…
好きでいてもいいですか?
迷惑なら もう二度と
こんなこと言いません
何度振られても 構いません
ボクが怖いのは
返事すらもらえないことです…
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つらい 苦しい
だけどね 言えないんだよ
これ以上は 誰にも迷惑はかけられない
頼ってしまっていた
相手はいつも キミばかりで
キミだって いろいろ大変なのに
キミだって 抱えてるものがあるのに
ごめんなさい…
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恐竜さえも 死んでしまう
そんな時代
人の温もりに 触れたかったのに
自分には それすら許されないのか…
雪解けなんてないさ
だって 春はキミとともに
死んでしまったから