詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
ボクを必要とする人は
いないんじゃないかって
そこに居るのは ボクじゃなくても
いいんじゃないかって 思う
人間って 「好きだから」とか
「そばにいたいから」とか言って
一緒にいたりするけど
結局 みんな エゴでしかなくて
自分が 心が寂しいから…
自分がひとりぼっちになりたくないから
寄り添い合ってるだけなのだろうか…
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涙は 堪えるものじゃない
体に 残しておくものじゃない
流していいんだよ 泣いていいんだよ
カッコ悪いことなんかじゃない
人はそれを繰り返し 前へ進むんだ
だって人はみんな そうやって
生まれてくるじゃないか(^^)
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キミにお願いがあるんだ
最初で 最後の 一生のお願い
聞いてくれないか
ボクはもう 独りじゃ とても
この世界を 生きられそうにないから
ずっと そばにいてくれないか
ボクと一緒に 生きてくれないか
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ホントは触れたい
キミに触れたい
温かいと 感じてみたい
ホントは信じたい
心から信じたい
傷つくことを 恐れずに
最初から 諦めずに
ホントは叫びたい
全力で叫びたい
感情をむき出しに
けれど 自分に正直に
ホントは生きたい
本気で生きたい
みんなと 生きていきたい
いつか終わりが来ようとも
いつまでも 仲間でいたい
ホントは泣きたい
思いきり 泣きたい
例え 醜かろうと この涙を
無駄にはしない 何度でも
立ち上がる 前へ進むために
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キミの死を見つめられなかった
現実を受け止められなかった
「えっ…」言葉を失った…
その日から ボクは時々 同じ夢を見る
横断歩道の向こう側に キミが立っていて
信号が変わるのを 待ちに待ってる
そして信号が変わり キミがボクの元へ
走ってくる ボクもキミに駆け寄る
すると突然 ボクの目の前をトラックが
猛スピードで走り去り 次の瞬間
キミが… いなくなる……
遠く突き飛ばされた キミは…
見るも無惨な姿に 変わり果て
ボクは………
目を覚ますと 枕が濡れていて
空気がひんやり冷たい… 「またあの夢…」
ボクは今でも 夢の中でも
キミを救えなかった キミを守れなかった
自分が 許せないでいる……
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キミに触れようとすると
その手は 掴めない…
すり抜けてしまう…
そうか ここは夢の中
キミとは もう棲む世界が
違うんだ と悟る…
それでも こうして二人
夢の中 再会を果たせるから
ボクのキミへの想いは 今でも
燃え尽きては いないんだ
ボクのキミへの想いは 少しは
天まで 届いているのかな…?
今となっては 二人
一緒に過ごした日々は
永遠に過去のモノだけど
それでも ボクの中では
きっと ずっと これからも
かけがえのない宝物だよ
ありがとう 空に向かって
キミに出会えて ホントによかった
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大切なモノを失った時
人は どこか壊れてゆく…
そこから立ち直ることの出来る
人間は ほんの一握りで…
あとは 時が過ぎ 落ち着くまで
ひたすら待つこと なるべく
考えないようにすること
心をごまかし もがくように生きてきた
ゴメンね… ボクはキミと違って
普通の人ではないかもしれない
キミの価値観で 計られても
ボクは まるで動じないだろう
キミが「おかしい」と感じても
ボクは なんとも思わない
冷たく やり過ごすことさえ 出来てしまう
ボクの心は あの日から
どこか壊れてしまったから…
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無理なんかしなくていいよ
見栄なんて張らなくていいよ
意地なんて見せなくていいよ
いつもキレイで いようだなんて
いつも強く いようだなんて
そんなこと しなくても
ボクはずっと そばにいるよ
ボクはそんなの 気にしてないよ
ボクは キミのそんなところに
惚れたワケじゃないよ
時々 見てたんだ
誰も知らないところで ずっと
キミが 頑張っていたことも
ホントは 気付いていたよ
誰も見てないところで ひとり
こっそり 泣いていたことも
もう強がらなくてもいいんだよ
たまには 肩の力を抜いて 深呼吸
広がる青空 見上げてごらんよ
そしたら きっと また一歩
前へ 歩き出せるから (^^)
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人に騙されるのが 怖くて
自分が傷つくことが 恐くて
困ってる人を ボクは見捨てた
その人が ホントに困ってるのか
それとも 利用しようとしてるのか
とても 判断出来なくて ボクは
手を 差し延べなかった…
その場から 逃げたんだ…
ボクは 最低なのだろうか…?
詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
棺の中で 安らかに キミは眠った
ボクには 分からなかったんだ
なぜ キミがそこに横たわっているのか
ねぇ そんな冷たい所にいるなよ
こっちに 軟らかいベッドがあるよ
いつものように 二人で寝ようよ
温め合うように 重なり合うように
ねぇ 聞こえてる…? さっきから
ボクはキミを呼んでるんだよ?
返事をしてよ 目を開けてくれよ
触れた身体に 温もりはなくて
交わした唇は 色を失っていた
キミの身体なのに キミがいない…
もう二度と キミの笑顔を見ることも
キミがボクを呼ぶことも 亡くなった…
棺の中には キミの抜け殻が
転がってるだけだと 悟った…