詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
どうやって死ぬかは考えない
周りには「死ね!」と言われるけれど
「ごめん、もう少し待っててね」と
ボクは答える
考えたって 答えは出ない
まず 生きていると実感が薄い
命の危険を 味わったことがないから
遺体がキレイだろうと 汚かろうと
死んでしまったら みな同じ
そして ボクはこう続ける
「放っておいて?そのうち死ぬから」
なんてね 落ち込むことはない
周りに何を言われようと
生きていれば なんとかなるし
どうやって生きるかを考えた方が
ずっと 楽しい気持ちになれる
だから ボクは今 死ぬワケにいかない
今日とは違う明日が ボクを
こっちを向いて 待っているから
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思えば ここまで来れたのは
今 生きていられるのは
自分一人の力じゃないんだよな
親や先生 そして友達…
多くの人の支えがあって
ボクの今がここにある だから
ボクも誰かを支えてあげられる
そんな大人になっていきたい
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ボクには ちゃんと生まれ育った
故郷というものはないのだけれど
例えば 駅の改札口や空港のロビーで
ボクの到着を 待っててくれる人が
ボクとの再会を 待ち望む人が
たった一人でも いてくれたら
ボクは 心からホッとするんだ
なんだか嬉しいし 安心するんだ
だから ボクはボクを迎えてくれる人に
心から言うよ 「ただいま」ってね
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目が見えなくても 足が不自由でも
重い病気を抱えても 一生懸命
生きている人がいるというのに
そう考えると ボクは
小さなことで 思い詰めてた
ボクが死んでも 陽はまた昇るし
この地球も回り続ける…
皆も同じ 日常の繰り返し
だったら とことん生きてやろう
印象強く 記憶に残るように
ひとつひとつ 思い出になるように
不器用でもいい 不細工でもいい
この世界に今 生きてる証を
人々の胸に 刻んでやれ
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今年 最後の太陽が沈んだ
まもなく 月も後を追うだろう
月日が過ぎ行く度 歳月を重ねる度
私は あなたとの距離を感じる…
あなたはあの日 旅立ったまま
時がピタリと 止まっているのに
私はまだ この世界に ひとり残り
またこの日を迎えている…
あの日から 新年の挨拶は
星空のどこかに居る あなたが最初
周りはお祭り騒ぎだと言うのに
私にはおめでたく思えない
あなたと時間の距離を また一年
離されていくかのようで…
忘れたいワケじゃない
出来ることなら あなたの全てを
永遠に 刻んでおきたかった
残念ながら 時は私からあなたを奪う…
可愛い笑顔も 優しい温もりも
知らない間に 薄れていく…
私はあなたを忘れたくない
ひとりで新年など迎えたくない
成人式など 出たくない…
ホントは そこに振袖姿のあなたが
いたと思うと やりきれない…
私はいつまで ひとりなのか…
あなた以外 愛せるだろうか…
過去に縛られ 光が見えず
弱々しく 彷徨いながらも
私はまだ 生きている…
あなたとの距離が離されるのは
いくつになっても 心苦しい…
あなたの分まで 生きなくちゃ
分かっていながら 心寂しい…
この矛盾の中 無力な私は
時空の流れに逆らえず
運命から逃れられず
また大晦日を迎えている…