詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
キミが負った 心の傷は
あまりにも 深すぎて…
もう治ることはないかもしれない
けれど つらさや苦しみを
もしかしたら ほんの少しでも
軽くすることが出来るなら
一緒に良くしていこうよ
何も焦らなくていいんだ
ゆっくり じっくり 時間をかけて
恐いのなら ボクの背中に隠れても
不安なら ボクの手を掴んでも
構わないからさ 一緒に行こうよ
いつか キミがボクの隣を
自信を持って歩ける日まで
いつか キミが皆の前で
もう一度 優しく微笑む日まで
ボクはキミのそばにいるから
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高度に発達した文明社会は
人の心を蝕んで
ゆとりや余裕といった
心の豊かさを失った人間を
創りだしてしまった…
止まない犯罪 病んだ人々
止まらない自殺 減らない事件
今日もどこかで 血が流れ
今日も誰かが 涙を流す
絶望に暮れ ほんの一時の感情で
積もりに積もった ストレスで
人が壊れていく 心が乱れていく
現実はそれほど 酷な世界なのか
人は思いやりの心を 失ったのか
そうは思いたくないが 最近
私は 哀しくて
やりきれないのです
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別にロマンティックなんて
最初から期待してない
甘い言葉が欲しいワケじゃない
プレゼントや手紙は もちろん
嬉しいけれど… なくたっていい
それより 私が望むのは
ただ 私のそばにいて…
詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
目を覚ますと 広がる現実世界で
ボクは 独りぼっちだったから
出来る限り 眠っていたくて
出来る限り 瞑っていたくて
いっそのこと もう二度と
目覚めなくても いいとさえ
思っていたんだ
あの日 キミに出会うまで…
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久しぶりに逢ったキミは
随分と 大人びて見えた
再会を喜んだのも つかの間
あの日まで つないでいた
キミの小さな その左手には
見知らぬダイヤが 輝いていた…
そうか キミはもうきっと
キミの幸せを掴んだんだね
なのに なぜか素直になれず
「おめでとう」を言えなかった
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あなたのおかげで ここまで
生まれ 育った子どもは 皆
きっと感謝してますよ
例え その感謝の気持ちに
気付くのが 何年先になっても
決して言葉にしなくても
だから もう少しだけ待ってて
いつか必ず あなたに直接
「ありがとう」と伝える日まで