詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
自分の誕生日になると
周りから「おめでとう」と言われる
ボクはそれに「ありがとう」と答える
でも そんな時 ふと脳裏に浮かぶのは
離れて暮らす 父と母の姿
数十年前の同じくこの日
母は命懸けで ボクを産み
父は分娩室の前で腰掛け
ボクの産声を聞いた
その瞬間 二人はきっと 何よりも喜んだに違いない
今では ろくに口も聞かないけれど…
改まると ちょっと照れくさいけど…
ボクがこうして毎年 誕生日を迎えられるのは
やっぱり二人のおかげなんだ
お父さん お母さん
ありがとう
ボクをこの世に産んでくれて
そして ここまで育ててくれて
ホントに ありがとう
きっと ボクは
立派な大人にはなれないけれど
この命 絶対無駄にはしないよ
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キミじゃない誰かと
毎日会うことよりも
一年に一度きりだとしても
キミに逢える方がいい
例え遠く離れていても
やっぱりボクが好きなのは
キミだけだから
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何をしたい?
何をしなければならない?
やりたいことがたくさんあっても
やらなければならないことがたくさんあっても
あなたの体は ひとつしかないから
焦らないで ひとつずつ
やっていけばいいと思うよ
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ボクの思う正義は
嘘を嘘だと言えることだと思う
誰もしたがらない「それ」をする勇気を持つことだと思う
でも そんな正義が世間じゃ
嫌われ、異端視されてしまう
しまいには 気違い扱いされる
ボクは正義の味方にはなれなかった…
怖かったから。