いくつ夜が更けても



火が消え 灰になっても



あなたを愛する この心は


かえって冷めやりません

忘れようとすれば思い出し


思い出すと忘れられない


忘れられないことを思うより



忘れようとする方が



ずっとつらいんだ

涙混じりに飲んだ酒は



真っ赤な血よりも甘かった…

キミに優しくされたい…


でも 優しくされたら



ボクはきっと



キミを好きになってしまう…



いっそのこと ボクを


突き放してくれればいいのに…



何も知らないキミは 今日も



ボクに優しくしてくれる

どんなに後悔繰り返したって



時は巻き戻せないから



とにかく 今この瞬間を



懸命に生きるしかない

すべての鳥が


飛べるワケじゃない


しかし


すべての人には



希望という名の翼がある


と 私は思う

キミの願いも ワガママも


全て叶えてあげられたら…



キミはずっと そばに



いてくれるのかな？なんて



神様じゃないのに



出来るはずないのに



こんな都合のいいことを


ふと考えてしまうんだ

ボクは 少しは


大人になれたのだろうか？


生命保険や年金のこと


金融・経済・株のこと


水商売や街の闇のこと


自分のこの先・将来のこと


自分の行動に 責任を持つこと


ボクにはまだ出来ないことが


わからないことが多すぎるのに…



年齢では大人扱いされても



まだまだ中身は幼いままで


一人前にはほど遠い…



それでも 時は止まらない

どうあがいても どうもがいても


恐らくボクは このまま



大人になっていくのかもしれない…

意味のない涙など ない…

お前は見栄を張れるほど


偉いのか？



お前は意地を張れるほど


暇なのか？