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ふくざわゆいとの部屋


[1001] デートの続き
詩人:ふくざわゆいと [投票][得票][編集]

キミを亡くした あの日



枯れるほど 泣いてしまったから



自分の中で 決めたんだ



これ以上は 泣かないと



もう泣きたくなんかないんだ



例え 自分を押し殺してでも



キミが いなくなったのは



ボクの弱さのせいだから



泣くわけにはいかないんだ



独り この世界に残されても



強く 生きて行くために



キミに 心配かけないように



元気な姿を 見せ続けるために



どんなに 疲れていても



どんなに 打ち砕かれても



必死で 生きて



生きて 生きて 生きて



周りに バカにされてでも



誰一人 味方がいなくても



キミの分まで 生きていくんだ




いつか ボクの鼓動が止まって



この背中に 白い翼が出来たら



大空を飛んで 会いにいくよ







もしも 再会した時



キミが去った その後の世界を



ちゃんと 伝えられるように



ボクもいろいろ 聞かせて欲しいな



あの頃 叶えられなかった



デートの続きを 二人でしよう




その時 きっと封印が解けて



今度は 嬉しくなっちゃって



やっと ボクは泣くのだろう



そして 笑い合えたらいいな



いつまでも 遠い空の向こうで



2011/10/20 (Thu)

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