良心が言う「これは違う」と叫びたい「だれか助けて」とけれど その声を上げてもいつもそばには 誰もいなくて独りで ずっと震えているだけ周りは 見て見ぬフリをするだけそんな日々が 続いたからかいつの間にか 心の中の声を上げることさえもそのうち 忘れてしまって街に呑まれて 群衆に紛れてモノクロームこうして また1つ声が 消えていくのね…
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