なんだか 寂しくてなにかに 心が負けそうになるよこの頃 冷たい夜風がすっとコートの内に入って忘れかけてた 古傷にさわる目を閉じたくなる歩きたくなくなる救いを求めて 見上げてみても色づく葉は 音も無く落ちて星の光も 遠く弱くてもう 手の届かないことを知る
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